銅導体
単結晶銅(OCC)
単結晶銅線は、ほぼ完璧な結晶構造を持つ超純粋銅で、通常の銅材と比較して抵抗値が8~13%低減された高い導電特性を有します。信頼性の高い高効率な信号伝送を必要とする用途に最適です。 電線に使用される電気銅の純度は、一般的に4N(99.99%)です。近年、半導体製造分野では超微細化技術が急速に進展しており、不純物が少なく、組成が安定した高品質な高純度銅の需要が高まっています。当社は純度が6N (99.9999%)の超高純度単結晶銅線導体を提供いたします。最小直径0.01mmのOCC線材は、半導体製造装置の配線材や精度とクリアな音声伝送が求められる高性能オーディオ信号伝送に理想的なソリューションを提供します。お客様の用途に合わせた伸線加工、撚り加工、表面処理を施し、最小0.01mmまでの極細線化が可能です。包装についても完全カスタマイズ対応で、 一貫した品質により多様な業界の高品質オーディオ機器や電子デバイス向け要件を満たします。
主要用途
- オーディオ デバイスにおける高性能オーディオ信号伝送を実現。
- スマートフォンやパソコンなどの電子機器の内部配線、ハードディスクのデータ信号ケーブルに採用される。
- 全銅リードフレームに対応し、従来のボンディングワイヤに代わる、集積回路パッケージのキーコンポーネントに採用される。
- 安定した信頼性の高い信号伝送を維持する通信ケーブルに採用される。